こんにちは。

梅雨の時期、いかがお過ごしですか？
インドはモンスーン到来で、場所によってはものすごい豪雨です。
写真は、数日前、西インドのムンバイでの集中豪雨Σ(ﾟдﾟ;)!!
土砂災害などの被害も出ているので、気を付けたいと思います。

さて、今日は少しアーユルヴェーダのお話を。

６月は一年の中で一番ヴァータを乱しやすい梅雨の季節になります。
”ヴァータ”は、風から連想できる動きを生み出すエネルギーの性質のことを指し、
特徴は、動き、軽い、冷たい、乾燥、変化、不規則などです。

たとえば、日中急に気温が上がり汗ばむ時もあるかと思えば、朝夕は冷え込んだり。
また、うっかり雨に当たって、濡れたままの入った部屋に冷房がきいていて身体が冷えてしまったり。
気温の差の「変化」や、「冷たい」ヴァータの質が、ヴァータを乱しやすい要因のひとつになります。

また、６月も後半になると、ピッタの季節である夏にむけて身体にも変化が起こり、アグニ（消化力）が弱まる傾向があります。
暑くなったといって、冷たいものを食べたり飲んだりすると、すぐに体調を崩しますよ。

日本では、「季節の変わり目に風邪をひく」ということをよく言いますが、
これは、アーユルヴェーダ的に言うと、季節と季節の変わり目（変化）で、ヴァータやアグニを乱した結果といえます。

そこで、ヴァータを整えるのに一番良いとされているのが、規則的な生活と早く眠ること。
あと、水分がたまってると感じるなら、ヨガなどで体を動かして軽く汗をかく。
夕方の時間に、ゆったりとした気分で瞑想。
食事に関して言えば、冷たいものはひかえて、白湯や温かいハーブティーやジンジャーティーを飲む。
旬の野菜にスパイスをプラスして調理したり、梅干しおにぎりや酢の物を使った料理も、３つのドーシャのエネルギーバランスをうまくとってくれます。
そして、夜遅くの食事はさけ、スマホやPCもスイッチオフして、早目に休みましょう♪

あれもこれもとがんばりすぎず、できることからやってみてくださいね♥

ナマステ～