長時間のflightでやっ~と聖なる谷のHummingbirdに到着。
ゲートの重いドアを押し、足を踏み入れた途端、別世界が広がる。
天に届きそうな山々とブルースカイをバックに咲きほこる花々の間からwelcomeのhugで迎えてくれる
シャーマン Mr.ポールテンプル。 彼の笑顔に長旅の緊張が緩んでいく。
心地よく目覚め、ストーブのスイッチを入れる。
コカティーを飲みながらハミングバードが飛ぶ谷間を見下ろす。
サンペドロのセレモニーの心の準備。
酸素が薄いせいか思考はぼんやり。
シャーマンの説明に「心が今より少し開くでしょう」という意味が“分かったようで分からない”中、
どんなことが起こるのかと期待しながらも心を平静に保つ。。。
意図することを自分自身に唱える。
そして調合されたサンペドロジュースを息を凝らしてゴクゴクと一気に飲む!
途中、飲むのを止めたらその場から逃げ出しかねなかったかも。
もう呼吸が荒立って座っていられない。 転げるように芝生の上にまるまる。
吐きそうになる!! 頭は更にモウロウとしてくる。背中に痛みを覚える。
yogaに出会う前、30年位続いた鈍痛がよみがえる。
すっかり治ったと思っていたのに・・・これは何の知らせか?!
まだまだ魂の奥にネガティブなものが残っていた!!のだとメッセージを受け取る。
ハートがもっと開放するためのサンドラのセレモニーだと思えた時、下から見上げるサボテン、
ブーゲンビリアやジャスミンの花木がキラキラ輝いて気づきの祝福を贈ってくれているよう。
「そうだよ」と言わんばかりに心からそう素直に感じられる。
これがサンペドロセレモニーの恩恵か!!
心が開く・・・全く違った視点から状況が見えてくる。
私が・・・ではなく自分に見えるもの、聞こえるもの、触れるものの対象物が語りかける。
朝8:30から始まった儀式に何をするでもなく体の不快さを伴いながらも変に幸せ感に浸る中、
あっという間に夕方6時のスープデザートの時間がくる。
気分の悪さと浮かんでくるビジョンと気づきが交差し何もできない中で過ごす時間が、
現実的には長い一日だったはずなのにあっという間に感じられる。
すっかり背中の痛みは消えている。
「心が少しひらかれる」という経験は、今まで学んできたこと、Mindで理解していたことが実感として
自分自身のハートからメッセージがくること。
その体感しながらの気づきが自分自身の人生を創造していると思える。
人懐っこいワンちゃん達が個性を持っていて、「撫でていいよ。」と目をしっかり見つめて背中をさしだす。
癒されるではなく癒してくれサポートしてくれる。
生きとし生けるもの 否、存在するそのもの全てが語りかけている___。
私たちは、その微妙な波動を受け取れるよう、受信機である自分のセンスをもっと磨いていきたい。
ペルーのサンクチュアリーからあうんのshalaには東にコンドル、西にジャガー、
南に蛇、北にフクロウのオブジェが座している。
古代はるか昔々、奥深いアマゾンのジャングルから叡知を授かったであろう
シャーマンの教えを代表しているかのように。
これからもっと動植物からのメッセージに静かに耳を傾け
サット、チット、アーナンダ
yogaでいう存在、意識、至福のエッセンスをLove & Peaceのために共有していきたい。
♡オームシャンティ♡
照サンドラ June 2019